エコタイヤと普通のタイヤの違いは?燃費やメリット・デメリットは?

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エコタイヤと普通のタイヤの違いとは?

日本自動車タイヤ協会(JATMA)と呼ばれる所が、各社メーカーが販売するタイヤの燃費性能と安全性能基準に合格したものを「エコタイヤ」と呼びます。

車が走行するうえで、タイヤが地面と接触して摩擦することは避けれません。

  • 走る
  • 曲がる
  • 止まる

は摩擦があるから可能なことですが、この摩擦が高いと燃費には悪影響が出てしまいます・・・

この燃費に悪影響を及ぼすのが、エコタイヤと同じようによく聞く「転がり抵抗」と呼ばれるものです。

エコタイヤとは摩擦(転がり抵抗)を減らしながらも、安全性は低下させないで燃費向上させたタイヤを示します!

2つのタイヤの違いをピックアップ!

それではエコタイヤと普通のタイヤの違いをわかりやすく解説していきますね。

  • 転がり抵抗

この抵抗が少なければ少ないほど、路面との摩擦が少なくなり同じエネルギーで進める距離が変わってきます。

各メーカーこの転がり抵抗を減らすために配合する材料を変えたり、トレッドパターンを研究したりして燃費向上の努力を試行錯誤

この転がり抵抗性能は、AAA・AA・A・B・Cの五段階評価でA以上のものがエコタイヤと名乗れます。

  • 重量が軽い

普通のタイヤと比較するとエコタイヤの方が軽く作られている。

これは車におけるバネした重量が軽い方が、操作性・動力性能・燃費性能が向上するからです!

上記で紹介した転がり抵抗削減も重要ですが、重量を極力軽くすることで無駄なエネルギー使用しないでタイヤを回すことが出来る。

 

このようにエコタイヤは、燃費性能向上をメインに設計されたものという解釈でOK♪

じゃあ普通のタイヤよりエコタイヤの方が良いじゃん!と思われた方もいると思いますので、簡単メリットデメリットを紹介していきたいと思います。

エコタイヤのメリットは?

  • 燃費向上

当たり前ですがエコタイヤに履き替えると燃費向上の効果が見込めます。

普通のタイヤと比較して燃費が約5%向上すると言われている。

たった5%でも、1000キロ走行時には50キロ・1万キロでは500キロ多く走行できる計算になりますので、塵も積もれば山となるですね。

  • エコ走行を心がける

タイヤが持つメリットではありませんが、エコタイヤの交換することでドライバーが燃費を気にした走るをするようになります。

急アクセル・急ブレーキをすることがなくなり、燃費だけではなく同乗者に優しい運転になります。

 

このようにエコタイヤを履くことで燃費向上が一番のメリットになっています。

しかしデメリットも勿論存在していますので紹介したいと思います!

エコタイヤのデメリットは?

  • 普通のタイヤより高い

同じメーカー・同じサイズで比較するとエコタイヤの方が若干高くなります。

大体ですが、一本あたり2000円前後の価格差がありますので、比較してしまうと割高に感じますね。

コストパフォーマンスか燃費か悩むところです!

  • 車のパフォーマンスが低下する恐れ

コンパクトカーやミニバンでは大した問題にならないのですが、スポーツカーやハイパワー車に標準搭載されているタイヤから変更した場合はパフォーマンスが低下する恐れがあります。

燃費は二の次でグリップ性能など運動性を重視しているためですので、そのような車に装着する際は注意が必要です。

  • 雨の日のグリップが弱い

タイヤには上記で紹介した転がり抵抗の他に、ウェット性能もa・b・c・dの評価があります。

ウェット性能が高いタイヤはグリップ力が高いので燃費には不利

エコタイヤで転がり抵抗がaaaランク・ウェット性能aランクのタイヤは存在しません。

しかし配合する材料の工夫で、ウェット性能を極端に低下させないようになっています。

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