新型オデッセイ フルモデルチェンジ(エンジン)
新型オデッセイのフルモデルチェンジでも「SPORT HYBRID i-MMD」を採用してきます。
SPORT HYBRID i-MMDとはハイブリッドらしい、燃費性能と動力性能を持ち合わせたホンダ独自の、ハイブリッドシステムとなっています。
駆動用発電用の二つのモーターを搭載し、また高効率のエンジンを組み合わせそれぞれ独自に動かせる構造となっています。
停止から発進には瞬発力の高いモーターが担当して、高速道路などではガソリンエンジンを駆動させて燃費を向上させています。
日産のシリーズ式はハイブリッドとは違い、全域モーター走行ではなくバッテリーの状況などに応じて、高速クルージング時はエンジンがタイヤを直結するモードに切り替えます。
2モーター
- 走行用モーター:高出力を発揮して、低速からレスポンスの高い瞬発力で力強い走行が可能
- 発電用モーター:エンジンかと組み合わさって高効率な発電を行い、走行用モーター・バッテリーの充電
エンジン
低速・中速では主に発電に徹するが、高速クルーズ時にはタイヤに動力を伝える直結「エンジンドライブ」に移行
ハイブリッドスペック
- 2.0リッター直列4気筒DOHCエンジン
- 最高出力:107kw(145ps)
- 最大トルク:175N・m(17.8kgf・m)
- 走行用モーター
- 最高出力:184ps/5,000rpm-6,000rpm
- 最大トルク:32.1kgm/0rpm-2,000rpm
現行モデルに採用されているハイブリッドシステムに、大きな変更はなく搭載されます。
多少の改良などは予想され、若干の出力向上やハイブリッドシステムの、制御改良などはされると思います。
燃費は向上へ
現行モデルのJC08燃費はこのクラスとしては良い、26.0km/Lを達成しています。
フルモデルチェンジで燃費も向上されJC08燃費30.0km/lを目標に開発されています。
ハイブリッドにも4WD設定
こちらも新型オデッセイのフルモデルチェンジで4WDが設定される見込みです。
現行モデルでは設定されてませんが、同じハイブリッドを採用するCR-Vに4WDの設定がありますので、搭載の可能性が高まりました。
やはり雪国やスノーレジャーに使用されている人は4WD購入したいと思うので、ラインアップされるのであれば吉報です。
新型オデッセイはハイブリッド専用?
雑誌やネット情報では新型オデッセイのフルモデルチェンジで、ハイブリッド専用モデルとして販売されるとなっていますが、ハイブリッド専用モデルで販売する可能性は低いと考えられます。
その理由としては、やはりハイブリッドモデルは、ガソリンモデルと比べて約30万円ほど、価格が高くなってしまいます。
また購入ユーザーの中には、ハイブリッドよりもガソリンモデルの方が欲しいというユーザーもいるため、現行同様ガソリンハイブリッドの2ラインナップで販売されると思われます。