よく聞くけどそもそも冠水って何?浸水とは違うの?
冠水とは元々、田んぼや畑が水をかぶって(かぶる=冠)水浸しになってしまうことです。
要は元々水浸しではない所が水浸しになってしまう現象、これが冠水となります。
つまり、普段道路は水浸しではないため、大雨や台風によって水浸しになってしまえば道路が冠水したということになります。
一方、車の場合は水につかってしまうため、「浸水」となります。つまり、冠水した道路を走行していて車が「浸水」してしまった。となるわけです。
日本語の勉強みたいになってしまいましたが、冠水と浸水の違いは意外と知られていないので混同してしまう人も多いのです。
どのくらいの水位で車が故障するの?
まず、冠水した道路を走行することによって誰しもが心配になるのが、車が故障することです。では、どのくらいの水位に達すれば車が故障してしまうのでしょうか?
車はある程度の浸水や冠水には耐えられるような設計になっているため、水深のある水たまり程度であれば問題なく走行しています。
しかし、一部のオフロード車を除いて一般車両が走行可能となるのは床面が浸からない程度とされます。
床面以上の水位になると、マフラーやエンジンルーム内へ水が流入することがあり、故障の原因となってしまいます。