赤切符は別名「交通切符」と言われていて、正式には「道路交通違反事件迅速処理のための共有書式」と言われています。
赤い縦長の書面には「告知票・免許証保管証」と書かれていて、違反内容や違反日時に加えてドライバー情報まで記載されているのが特徴です。
重大な交通違反などによって警察や交通巡査員から取締りを受けた際に渡される切符となっています。
違反点数が6点以上、罰金は5万円以上の高額になるケースが多く、免許停止や免許取り消しとなることもあります。
さらに刑事処罰となってしまうため刑事手続きを受けなければならず、後日地方検察庁に出頭して略式裁判を受けることになります。
赤切符を切られてしまうケースは以下の通りです。
- 一般道における30km以上の速度超過
- 高速道路における40km以上の速度超過
- 無免許運転
- 飲酒運転
要は危険かつ重大だと判断されるような違反につく切符だということです。
因みに赤切符を切られてしまったら前科が付いてしまうことになり、例え速度超過で捕まったとしても窃盗や強盗などの犯罪と同じような扱いになってしまいます。
パトカーや白バイなどのネズミ捕りによって捕まった場合はその場で交付されますが、オービスなどの装置によって捕まった場合には後日郵送されてきます。
それぞれの特徴をまとめると…
では、これまでに述べてきた3種類の切符の特徴を簡単にまとめてみたいと思います。
- 白切符…違反点数加点あり。反則金支払はなし。
- 青切符…違反点数加点あり。反則金支払あり。
- 赤切符…違反点数加点あり。行政処分と刑事罰があり。
意外と知らない!?自転車でも赤切符?
危険運転をしていれば車やバイクだけではなく、自転車であっても赤切符を切られることがあるようです。
その場合でも、車やバイクと同じ様に行政処分や刑事罰を受ける必要があり、もちろん前科もつくことになります。
ですので、自転車だからと言って危ない運転をしていると重大な処罰を受けることになるかもしれないのです。
白切符・青切符・赤切符まとめ
「交通違反の白切符・青切符・赤切符って何が違うの?主な反則の種類!」はいかがでしたか?
以上が白切符・青切符・赤切符の違いとなっています。
これらの切符を切られることのないよう、例え自転車であっても安全運転を心がけるようにしましょう。
特に赤切符を切られてしまうと、少なからず人生に影響も与えてしまいますので、今後見ることがないようにしたいですね。