2020年 新型ヴォクシー・ノアが フルモデルチェンジ最新情報!エンジンは?
現在ヴォクシー・ノアに設定されているラインナップは以下の通りです
- 2.0L自然吸気エンジン
- 1.8L+ハイブリッドシステム
新型ヴォクシー・ノアのフルモデルチェンジでもこのラインアップに変更はありませんが、新開発エンジンと新開発ハイブリッドシステムが搭載されて動力性能は勿論、燃費性能も向上されて発売されます。
ダイナミックフォースエンジンに注目!
搭載されるエンジンについてはカムリより搭載が始まった「ダイナミックフォースエンジン」と呼ばれるもので簡単に説明すると以下になります。
- 熱効率ガソリン40%・HV専用41%
- ガソリンエンジンの燃費:約20%向上・動力性能:約10%向上
- ハイブリッドの燃費最大20パーセント向上・40キロ~70キロの中間加速10パーセントアップ
これまでのエンジンより効率が上がり燃費の向上しています。
レクサス新型UXよりダイナミックフォースエンジンの2.0Lバージョンが搭載スタートしました。
このエンジンを新型ヴォクシー・ノアでは2.0Lエンジンを搭載してきます。
ダイナミックフォースエンジン2.0Lのスペックとは?
- 2.0Lダイナミックフォースエンジン
- 最高出力:171PS/6,600rpm
- 最大トルク:20.9kgm/4,800rpm
今現在搭載されている3ZR-FAEエンジンのスペックは
- 最高出力:152ps/6200rpm
- 最大トルク:19.7kgm/3800rpm
現行モデル比プラス19PS・1.2kgmとなっている。
- 燃料噴射システム, D-4S
- 電動ウォーターポンプ
- 電動モーター制御VVT-iE
などの技術が採用され、始動後素早く機能するように後方排気方式にすることで触媒の温度を上げやすくしている。
新エンジンは馬力・トルク共に向上されているのが確認できます。
しかし出力・トルクともに発生回転数が上がっているので燃費悪くなる?と思われる方もいると思いますが心配無用です!
熱効率アップなどの技術に加えて新開発のトランスミッションに注目です!
新開発ダイレクトシフトCVT
新型ヴィクシー・ノアが フルモデルチェンジで採用するトランスミッションはCVTに変更はないのですが、このCVTが従来の物より力のロスが少ないものとなります。
- 発進用ギア搭載
いままでのCVTは全域でベルト駆動でしたので発進時のダイレクト感に欠ける・効率が悪いなどの弱点がありました。
新開発のダイレクトシフトCVTは、発進時は搭載された発進用ギアを利用することで効率向上・ダイレクト感のある走りを実現しています。
この新開発CVTの採用によってエンジンの最高出力・トルク発生回転数は上がりましたが全域で余すことなくパワーを使用できるので動力性能・燃費向上が可能となっています。
新型ヴォクシー・ノア フルモデルチェンジではハイブリッドも進化
- HV用ダイナミックフォース2.0Lエンジン
- 最高出力:約143PS/6,000
- 最大トルク:180Nm/4,400
- トランスアクスルタイプ 2モーター機械分配式
- モーター最高出力:109PS
- モーター最大トルク:20.6kgf・m
現在はプリウスの1.8Lハイブリッドシステムが採用されており、車両重量が重いミニバンには少し力不足な面がありました。
参考までにスペックをのせます。
- エンジン最高出力:99PS
- モーター最高出力:82PS
単純に合計181PSとなり、新型ヴィクシー・ノアが フルモデルチェンジで搭載する新ハイブリッドは約252PSと71PSものパワー向上となっています!
またシステム出力などだけではなく一時的にモーターパワー上げるや、ナビゲーションの情報を元に最適な充電制御を行うなど燃費性能でもパワーアップしています。
駆動用バッテリーはニッケルから変更はないものの、構造が見直されることでコンパクト化されセル数が168から180に増やされる
より積極的にモーターアシストを利用する事が可能となります。
現在ライバルであるステップワゴンハイブリッドの2モーター式ハイブリッドが動力性能で頭一つ出ていますが、新型ヴォクシー・ノアで搭載されるハイブリッドでいい勝負ができるでしょう。