傷ついたフロントガラスをそのまま放置するとどうなる?
飛び石でついてしまったフロントガラスの傷は、基本的に放置しておかない方が良いです。
「ガチッ」という音がしたからフロントガラスを見てみると、小さな傷だったためそのまま放置…。ということになりがちです。
しかし、例え小さな傷でも走行時の振動や風圧、車内外気温の寒暖差などによって、走行中に大きな亀裂が走ってしまうということもあるのです。
その場合は、より高額な修理代が必要ですし、何より安全とは言えません。
そうならないためにも、早めの処置を施す必要があるのです。
飛び石によってついたヒビの種類
飛び石によってついてしまったヒビには種類があります。これらは、飛び石が当たる強さや角度などの条件によって変わってきます。
1.ブルズアイ…「アイ」という言葉から連想できるように、丸く魚の鱗の様な形状をした傷のことです。補修後のリペア跡が最も目立ちにくい形状です。
2.スターブレイク…「スター」からも連想できるように線上の傷が無数にある傷です。光の当たり方次第で補修後、リペア跡が筋状に見えることもあります。
3.コンビネーション…ブルズアイとスターブレイクが同時に現れた傷のことです。飛び石による傷では一番多いと言われています。光の当たり方次第で補修後のリペア跡が見えてしまいます。
4.チッピング…ガラスが割れているというよりはガラスが欠けている状態のことで、傷が広がることがないものの、リペアは不可能となります。
リペアを止めておいた方が良い条件
フロントガラスについた傷が以下の状態だった場合、自分で直さない方が良いと思われます。
- 2cm以上の大きさ
- 表面が欠けていたり凹んでいたりする場合
- 蜘蛛の巣状に細かいヒビがある
- フロントガラスの下から30cm以内にある
- フロントガラス上・横から10cm以内にある
- ガラスに特殊処理が施されている
- 室外であれば、リペアする実施日の気温が低かったり雨が降っていたりする場合
では、自分で直す場合の手順を説明していきたいと思います。