未使用車ってどんな車?
一般的には登録済みの新車のことを指し、「新古車」などとも呼ばれています。
そのような自動車の事をわかりやすく、特徴・メリット・デメリットなど紹介していきますね♪
●未使用車の特徴
未使用車がなぜ中古車として販売されているのかというと、ディーラーが販売成績を上げるため自社名義で登録を済ませます。
業績を上げると、奨励金やノルマなどが達成できるからです。要は、ディーラーの在庫ということになります。
他には、型落ちしたモデルの在庫が多く残ってしまい、自社名義による登録を済ませて市場に出ることもあります。
●未使用車と他の新古車の違い
未使用車の場合は、登録だけ済ませた純粋な新車です。
つまり、他にも新古車として呼ばれることのある「試乗車」や「展示車」とは違い、走行距離も少なくキャリアカーに載せる以外はほとんど誰も乗っていません。
未使用車のメリット
次に、未使用車を購入するメリットをご紹介します。
- 未使用車のメリット①:新車と同じ条件なのに新車よりも車体価格が安い
新車とほぼ同じ条件であるにもかかわらず、新車よりも車体価格が安いという傾向にあります。
ただし、新車の値引きが大きい場合には未使用車と同じ価格になる場合もあるようなので、事前にある程度の情報を得ておいた方が良いかもしれません。
- 未使用車のメリット②:重量税の支払いがない
未使用車は重量税が既に支払われているため、購入時に重量税を支払う必要がありません。
軽自動車は重量税が安いのであまりメリットにならないかもしれませんが、重量のあるミニバンや大型SUVなどは大きな恩恵を受けることになります。
- 未使用車のメリット③:取得税が安い
未使用車は購入時の自動車取得税が安くなります。
自動車取得税は計算がかなりややこしいので割愛しますが、新車の場合は車両本体価格に0.9という係数を乗じた金額の税金を支払う必要があります。
しかし、未使用車の場合は1年経過していると0.681という係数を乗じた額になるので、自動車取得税は安くなります。
また、車両本体価格自体も安くなっているので、更に支払うべき取得税は安くなるのです。
- 未使用車のメリット④:納車が早い
未使用車は、新車のように納車待ちの期間が短いといえます。既に在庫として店頭に並んでいるため、納車を待つことはありません。
- 未使用車のメリット⑤:新車と変わらない保証をつけることができる
ディーラーで12ヶ月点検を受ければ保証を継承できることが多く、新車と変わらないサービスを受けることができます。
万が一の故障や不具合が発生しても、ディーラーに任せられるので安心です。