車止めにタイヤを当てない方が良い理由
車止めにタイヤを当てない方が良い理由は、いくつかあります。
- 理由①:車止めを乗り越えてしまう場合があるから
- 理由②:タイヤやサスペンションによくない
- 理由③:そもそも車止めに当てる必要のない車もある
これらについて、これから詳しく解説させていただきます。
●理由①:車止めを乗り越えてしまう場合があるから
車止めがあるからといって、勢いよく車をバックまたは前進させると、車止めを乗り越えてしまう場合があります。
先述のように、コンビニであれば通行人をはねてしまう可能性もありますし、ショッピングモールであれば柱や壁などの障害物にぶつかってしまう恐れがあるからです。
そうなってしまえば、物損など修理代だけで済むならまだしも、人にケガを負わせてしまうと最悪の場合死に至ることも考えられ、人生をかけて償わなければならなくなるかもしれません。
こういった理由からも、勢いよく当てるのは危険なので絶対にやめましょう。
●理由②:タイヤやサスペンションによくない
もうひとつの理由としては、タイヤやサスペンションに負荷がかかるからです。
特に角ばった長方形のコンクリートだった場合、タイヤの接地部あるいはサスペンションにストレスがかかってしまいます。確かに地面の凹凸なども耐え続けているので、ある程度速度があってもそのときは大きな問題ではないかもしれません。
しかし、何度もそれが繰り返されて蓄積するとダメージとなってしまいます。ですから、タイヤが当たったらすぐに停止させるということを繰り返して、そろそろ車止めに当たるという予測ができるようにして、直前で車を停止させるようにしましょう。
また、車止めに当てっぱなしで長時間放置することも避けておきましょう。
タイヤやサスペンションといった部品のためにも、車止めには当てないようにすることです。
●理由③:そもそも車止めに当てる必要のない車もある
中には、車止めに当てる必要のない車だって存在しています。
例えば、大型ミニバンや大型SUVでもなく、コンパクトカーや軽自動車であれば車止めに当てなくても駐車スペース内におさまるはずです。
(軽自動車専用駐車場であれば別ですが)車止めに当てないといけないというルールはなく、決められた駐車スペースにおさまっていれば問題はありません。
つまり、小さめの車に乗っておられる方はあまり意識しなくても良いということになります。
■まとめ
「タイヤを車止めに当てないほうが良い理由は?故障の原因になるの?」いかがだったでしょうか。
今回は、車止めにタイヤを当てない方が良い理由をお届けしました。
さまざまな場所でみかける車止めですが、タイヤやサスペンションの負担にならないようにするためにも、少し離して駐車できるようにしましょう。