バッテリーの寿命や交換費用は?
ハイブリッドカーのバッテリーの寿命や交換費用などをご紹介します。
- バッテリーの寿命について
ハイブリッドカーのバッテリーは、ガソリン車のバッテリーとは異なっています。
ガソリン車のバッテリーはエンジンをかけるために使われる一方、ハイブリッドカーでは走行するために使用されます。
因みに、ハイブリッドカーにはエンジンをかけるためのバッテリーと、駆動用のバッテリー(走行のためのバッテリー)の2種類が存在しています。
前者は他の車同様に4年~5年程度ですが、後者は5年10万kmのメーカー保証期間があり、実際の寿命は約10年・20万kmともいわれています。
- バッテリー交換の費用は?
駆動用バッテリー本体の料金が、新品でおよそ15万円~30万円(車種やメーカーによって異なる)となります。
また、リビルト品(再生品)でも10万円~20万円ほど必要になり、部品代に加えて工賃が2万円ほど(対応店によって異なる)発生するようです。
つまり、部品代+工賃で12万円~32万円ほど必要になるということです。
ハイブリッドカーを購入するときの注意するポイント
最後に、ハイブリッドカーを購入するときの注意点をご紹介します。
走行距離が極端に少ないハイブリッドカーには注意
あまり使用されていないハイブリッドカーは放電している可能性があります。
スマホや持ち歩きゲームなどでも、使用していないと劣化が一気に進んでしまいます。つまり、ほどよく走行しているハイブリッドカーが良いということになります。
一般的な年間走行距離が約5,000km~1万kmといわれているので、3年落ちなら1万5,000km~3万kmあたりを目安にしましょう。
バッテリー交換を懸念するならディーラー中古車の保証つきを選んだ方が無難
さきほど説明したバッテリーの交換費用が高額だと感じるのであれば、保証つきのディーラー中古車を選びましょう。
保証つきであれば、バッテリーの費用を負担してもらえるからです。
しかし、念のため購入時には保証内容にバッテリーが含まれているか、きちんと確認しておくことが重要です。
まとめ
「中古のハイブリッドはおススメ?バッテリーの寿命や注意すべきポイント!」いかがだったでしょうか。
燃費が良く環境にもやさしいハイブリッドカー。安く購入することができて、ずっと乗り続けられたら、金銭的に負担が少なくなることは間違いありません。
良いカーライフを満喫するためにも、しっかりと検討して購入しましょう。