この記事のテーマの1つ。
ハイビームを使うと事故は減るのか?についてですが、答えはNOです。
フツーにNOです。断言します。
主観的に、客観的に考えてみてください。
自分がハイビームで走行してる場合、確かに遠くまで見えてとても安全。
危険を事前に察知し、様々な危険から逃れる事が出来るかもしれません。
夜でも昼間と同じ様に走れるでしょう。
相手がハイビームで走ってる場合、こちら側としてはまぶしい限り。
とても迷惑!おい!挑発してんのかコラ!って思いません?
パッシングで何かを伝えるならまだしも、常にハイビーム、ロービームにする気配は無し。
下手すりゃこっちの事故につながるじゃん!
どうですか?
とても事故が減るようには思えませんよね。
更に踏み込むと、これは歩行者からヒンシュクを買う事にもなります。
前から向かってくる車がやたらまぶしくて不快。
怒鳴ってやろうか。睨み付けてやろうか。物を投げつけてやろうか。
最近は変な奴も多いので、後日車に目を付けた輩がいたずらをしてくる可能性だってあるわけです。
ん~、こうなるとハイビームの常用は逆にトラブルを招きそうですね。
ハイビームの安全性
この記事のテーマである、ハイビームの安全性。
前項の事故軽減を否定しましたが、必ずしも全てにおいて危険と言う訳ではありません。
少しグレーな話をすると、ネズミ捕りや取り締まりをたまにやってるエリアで、対向車がやたらパッシングをしてきた場合、注意を促してる可能性があります。
これまた言いづらいのですが、私自身対向車のパッシングでネズミ捕りを予感して減速、100m程進んだところで何台かの車が警察に捕まっていました。
少し方向性は違いますが、安全?なのかもしれません。
もっとまともな話をすると、相手側、もしくは自分の車体に異常が見受けられた場合にハイビームを使う事があります。
ウインカーの電球が切れてるのに曲がろうとしてる時、ライトが片方しか点灯してない時、昼夜に関係なく安全に繋げようとする意味では安全性があると言えます。
逆に、ずっとつけっぱなしにすることによって事故を誘発してしまう可能性もあるので注意が必要です。
対向車ドライバーが目つぶしを食らってなにかしらにぶつかる、おばあちゃんがビックリして転んじゃう。
どんな事故にも繋がりそうです。
シーンに応じた使い方
ハイビームは、使い方さえ間違えなければとても安全かつ周りに迷惑をかけることなく使えます。
そんなに難しい話ではなく、対向車や歩行者がいない時に使う。
ぶっちゃけ、ただそれだけなんです。
冒頭での法的な部分で簡略化すると、
「誰もいないところならハイビームで走りましょうねー」
って話になるんです。
・・・免許取るときにそんなこと教えられましたっけ?汗
とにかく、周囲の人たちが「まぶしいっ!」って思わないように使いましょうって事ですね。
最近のヘッドライトは進化してますから!
ここまでお読みになっていかがでしたか?
以上で本記事の内容は9割終わりです。
人に迷惑が掛からないように、たまに危険とかを教えてあげて、周囲の状況に応じて使いましょうと統括しておきます。
さて、最後に一つ提唱したいのが、昨今のヘッドライト、ロービームのバルブが明るいからハイビームの活躍は減るのでは?と言う事です。
メーカー純正のバルブでも充分明るいですが、カーショップへ行くと色んな種類のバルブが販売・展示されていて、どれもケルビン数が高く明るい物ばかりです。
今となってはハイビームにしなくてもしっかりと前を照らしてくるので、あまり暗さに対しての心配がなくなってきたのではないか?と思う訳です。
よっぽどの事が無い限りハイビームを使う事はないでしょうし、そちらばかりに気を取られて危険予知がおろそかになっては事故の元にもなります。
早めのライト点灯、朝昼よりも高い注意力、ほどよい緊張感で夜道を走る事を心がける事こそ安全につながるのです。
最後までご閲覧いただきありがとうございました。