ハイブリッドとは
種類に異なる2つの物を掛け合わせた物である、とされています。
車の世界では主に、ガソリンエンジンによる駆動・走行機関に、モーターとバッテリーを合わせた物になります。
簡単に言うと、ガソリンエンジンのパワフルな部分と、バッテリー(電気)でモーターを動かす省エネな部分のいいとこどり、と言う事になります。
- 代表的な車はトヨタ・プリウス
トヨタのプリウスなんかは、よく見かけるのでは?と思います。
街中で見かける車で一番走っているハイブリッド車でしょう!各社ともプリウスを最大のライバルとして開発しています。
ハイブリッド車とガソリン車の違いは?
すでにご存じの方も多いかと思いますが、まず、ハイブリッド車は燃費が良い車が多く同じ車種でも、ガソリン仕様車とハイブリッド仕様車では燃費に差が付きます。
ガソリンを燃やして走るだけの車に比べて、状況に合わせてガソリンとモーターを切り替えてくれる車の方が燃料消費が少ないのです。
初期投資(車体購入時の価格)は高いですが、ハイブリッド車の方がランニングコストが安く済み、エコカー減税などで重量税などが免除になる事もあります。
長い距離を走ったり、車をあまり買い替えない人にはぴったりの車とも言えます。
燃費性能はどうなのか
恐らく、ハイブリッド車を買う時に一番気にする点だと思います。
ここで、ガソリン仕様もハイブリッド仕様も選択できる、ホンダ・フィットで燃費性能の比較を挙げていきます。
- まず、ガソリン仕様のフィットの場合、メーカー公表値の燃費は26km
- ハイブリッド仕様のフィットの場合、メーカー公表値の燃費は36km
リッターあたり10kmも差があるので、走れば走るほどお得と言う事になります。
もちろん、燃費が良いからといって急加速が多い運転では燃費が低下しまので、真価を発揮させるには優しくアクセルを踏む必要があります。
両者のコスト比較
ここまで見れば、ハイブリッドに軍配が上がるのでは?と思いますが、更に詳しく、燃費以外の所にも焦点を当てて見ていきたいと思います。
比較対象車は、上記同様ホンダ・フィットになります。
車体価格
ガソリン仕様車では約130万円、ハイブリッド仕様車では約170万円と、約40万円の差が付いています。
車体価格だけで言えば、ガソリン仕様車の方が安いです。
バッテリーやハイブリッドシステム搭載しているのでしょうがないですね。
燃費
一番差が付きやすい、燃費についてです。
両者間の燃費の差は前述した通り、燃費10kmの差があります。
ガソリン仕様車で100km走る場合
ガソリンは約4リッター必要で、456円分の給油が必要。
ハイブリッド仕様車で100km走る場合、
ガソリンは約3リッター必要で、342円分の給油が必要となります。
金額的な差で言うと、約115円もの差があるので、年間額で言うと結構な額になります。
言わずもがな、燃費はハイブリッド仕様車の方が上です。