引っ張りタイヤの概要
引っ張りタイヤってなに?って人の為にも、まずはどういうものなのかを簡単に説明すると。
「ホイールの適正サイズ(太さ)よりも細いタイヤを履かせる」
と言う事になります。
何のために引っ張りタイヤをするのかと言うと、主に、
・見た目をカッコよくしたい(車高を落としやすくしたい)
・車高を落としたときにフェンダーの干渉を抑えたい
上記の2つになります。
見栄えが云々もありますが、サーキットや峠(今では厳しい)でスポーツ走行をする為に引っ張りタイヤにする人もいます。
メリットは?
概要にあったように、まず、見た目がかっこよくなる事と、フェンダーへの干渉を抑える事が可能!
引っ張りタイヤをしたい!と思う人ってスポーツカーやセダンに乗ってる人が多いと思います。
見た目は大事ですよね!筆者もセリカST202に乗っていたことがあるので、見た目にはすごくこだわってました。(引っ張りタイヤは経験無しですが汗)
スポーツ走行が好きな人も、フェンダーへの干渉がないので引っ張りタイヤにしたいのではないでしょうか。
実は、もう一つメリットがあるのです。
それは、安価に低扁平のタイヤにすることが出来る事です。
低扁平になることによってタイヤは薄くなり、タイヤに対するハンドルの反応がピーキーになり、クイックなハンドリングが可能となります。
また、タイヤのしなりが無くなるのでハイパワーな加速が可能となります。
ちょっと怖いデメリット
引っ張りタイヤにも当然デメリットはあります。
まず、適正サイズのタイヤではないので、タイヤの空気圧は高気圧でないといけません。
高空気圧で無理矢理タイヤとホイールをくっつけているので、空気圧が下がってしまうとタイヤが外れてしまう事があります。
出先や運転中に外れる、なんて最悪の事態が発生するかもしれません・・・。
更に、高空気圧によるタイヤの膨張が原因でバーストしてしまう可能性もあります。
もう一つ挙げるとすれば、ハンドルが重くなる事があります。
クイックなハンドリングが可能となる反面、ハンドルを回す時に今までよりも力が必要に・・・。
女性や力の少ない方にとっては少しネックですね。