●排気温警告灯
触媒装置がオーバーヒートを起こしたときに点灯するランプです。車体の下に何か可燃性のものが貼り付いていないか確認しましょう。
●充電警告灯
走行中にバッテリー、ベルト類、オルタネーターなどの充電系の異常がある場合に点灯します。走行中に急に車が停止してしまうこともあるので、安全な場所で停止するようにしましょう。
●水温警告灯
イカダのようなマークですが、こちらは水温警告灯といいます。青色で表示されているときと、赤色で表示されているときでは、意味が異なります。
【青色表示】
エンジン冷却水の温度が低い場合に点灯します。充分に暖気運転を行っても点灯しているようであれば、速やかに販売店や整備工場に見てもらった方が良いでしょう。
【赤色表示】
エンジン冷却水の温度が異常に高くなっている場合に点灯します。点灯している場合はオーバーヒートの可能性があるので、安全な場所へただちに停車させましょう。
●ウォッシャー液警告灯
ウォッシャー液が不足すると表示されるので、ウォッシャー液を補給しましょう。
●ドア警告灯
ドアが半ドア状態のときに表示される警告灯です。そのまま走行すると危険なので、ドアをきちんと閉めなおしましょう。もし、半ドアでもないのに点灯するようであれば、ドアスイッチの異常も考えられますので、一度販売店や整備工場にチェックしてもらいましょう。
●燃料警告灯
燃料の残量が少なくなってきた場合に表示される警告灯です。燃料警告灯が点灯してガス欠になるまでの距離は、車種や燃費によって異なるので、点灯すれば速やかに燃料を補給しましょう。
●4WD警告灯(4WD車)
4WD警告灯は、4WD機能に何かしらの不具合があった場合に点灯します。2WDでの走行は可能かもしれませんが、自走して販売店へ行く場合はゆっくりとしたスピードで走行するようにしましょう。
●ハイブリッドシステム警告灯(ハイブリッド車)
ハイブリッド車や電気自動車には、ガソリン車にはない駆動モーターや駆動用バッテリーが搭載されています。それらのハイブリッドシステムに異常があった場合には、ハイブリッドシステム警告灯が表示されます。
警告ブザーも同時に鳴るので、気づいた段階でただちに安全な場所へ停車させましょう。この場合は、販売店に持っていくようにしましょう。
■まとめ
「メーターに表示される警告灯に意味は?点灯すると故障してる?」はいかがでしたか?
警告灯と一口にいっても、緊急を要するような大きな異常を知らせるランプとそうではないランプが存在します。
きちんと警告灯の意味を理解して、急に点灯したからといって慌てないように冷静に判断することが大切です。