軽自動車は危ないって本当?
ニュースなどで事故の現場を見てみるとぐちゃぐちゃに潰れた軽自動車を見る機会が多いと思います。
そんなシーンを見てしまうとやっぱり軽自動車って危ないのかな?って思ってしまいますよね・・・
一昔ならいざ知らず現在の軽自動車は普通車と同じ衝突試験を行っています!
しかし近年各自動車メーカーともしのぎを削って運転支援システムの開発に取り組んで、搭載している車種も増えてきています。
記事後半に安全性能が高い軽自動車を紹介いたします。
軽自動車の衝突安全性能はこのようにテストしている。
- 乗員保護性能評価
- 歩行者保護性能評価
フルラップ前面衝突試験
時速55キロで壁に真正面からぶつかる試験になっています。
動画で見ると前が完全に潰れていますが、室内の生存空間は確保されているのがわかります。
オフセット前面衝突試験
時速64㎞で運転席側の1部を衝突させる試験で、正面よりも衝撃が一転に集中しますので車体の与えるダメージが大きいです。
しかしこのテストでも生存空間はしっかりと確保されています。
側面衝突試験
運転席側の側面に950kgの台車を時速55㎞で衝突させる試験になっています。
軽自動車と言えば薄いドアなどで心配しているユーザーも多いと思いますがしっかりと乗員を保護しています。
どうでしょう?思ったより安全が保たれていてびっくりした方も多いと思います。
歩行者保護性能評価に関しても、ボディ形状など工夫されており昔以上に歩行者対策がされています。
ではなぜ軽自動車が危ないという疑問が生まれたのでしょうか?
昔は安全装備などが充実していなかった。
昔の車種などは価格を抑えるために高価な安全装備を搭載できなかった事や、ボディ骨格も現代の物と比較しても弱い。
また自動ブレーキなどの支援システムを採用されてませんでした。
現在もっとも運転支援システムが優れているN-BOXは以下の機能を搭載しています。
- ホンダセンシング機能
- 車線維持支援システム
- 路外逸脱抑制機能
- 誤発進抑制機能
- 歩行者事故低減ステアリング
- アクティブクルーズコントロール
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- オートハイビーム
- 後方誤発進抑制機能
このようにボディ骨格の進化のみならず予防安全機能も搭載していますので、軽自動車だから危ないと決めつけるのはよくありません。
また普通車でもフルモデルチェンジされておらず何年も販売されているモデルに関しては、最新の軽自動車よりも衝突安全性能が劣っている場合があります。