酔い止め薬の種類と副作用
どうしても不安な方は、酔い止めの薬を飲むしかありません。
飲み薬にも種類があり、それぞれ異なった特徴があります。
ちなみに、どの薬にも言える事ですが、乗り物に乗る30分から1時間前には飲んでおきましょう。
酔ってからでも問題はないのですが、酔ってからのむよりも酔う前に飲んだ方が良く効きますよ。
・抗ヒスタミン作用のある薬
吐き気や嘔吐が起きる時、ヒスタミンという刺激物質が分泌されます。
それを抑制してくれるのが抗ヒスタミン作用のある酔い止めですが、眠くなる副作用があります。
アネロン、トラベルミン、センパア、この3つは薬局でもよく売れているそうです。
トラベルミンRというものなら、眠気の副作用も少なくて済みます。
・副交感神経遮断作用のある薬
漢字だらけで難しく見えますが、簡単に言うと、視界や体の感覚がフラフラした時の脳の混乱を抑え、吐き気と目まいを抑えてくれる作用があります。
トラベルファミリーアネロンニスキャップ、センパア、パンシロントラベルNOW、この3つが良く売れているそうです。
副作用として、喉が渇く事があります。
・中枢神経興奮作用のある薬
中枢神経に作用して、脳の混乱を抑えて頭痛や眠気を抑えてくれます。
アネロンニスキャップ、トラベルミンR、トラベルミン、この3つが特に売れているそうです。
酔い止め薬は飲みたいけど眠くなりたくない、友達と楽しくおしゃべりをしながらドライブを過ごしたい人にはおすすめです。
酔ってしまった時の治し方
どうしても酔ってしまった時の治し方ですが
・シートを倒して横になる
・風にあたる、窓を開けて換気する
・服やベルトを緩める
・あまり変化のない遠くの方を見る
・あまり体を動かさない(特に頭)
・手首の内側を、優しく押し揉む(乗り物酔いに効くツボです)
酔い始めの段階では、これで車酔いを防ぐことが出来ます。
薬を飲む事に抵抗がある場合や薬を飲むのを忘れてしまった場合は、是非試してみてください。
情報まとめ
「車酔いの予防と治し方とは?快適なドライブを楽しもう!」は参考になりましたか??
ここまで、車酔いの予防と治し方について挙げてきましたが、いかがだったでしょうか?
自分は平気だからと思っていても、急に酔ってしまう事だってありますから、しっかりと対策しておきたいところです。
治し方や防止策を言っておいてなんですが、一番楽になる方法があります。
それは、我慢せずに吐く事です。
酔い方は違いますが、お酒で酔って気持ち悪くなったら、無理せず吐いた方が楽になりませんか?
吐いたら楽になるという部分では全く一緒なんです。
万が一の事を考えて、酔いやすい人や酔うかもしれないと思った人は、ビニール袋やエチケット袋を持って旅行へ行きましょう。