新車の購入は、どんな方にとっても人生のうちで数えるほどしかない大きな買い物の1つ。
車は高額商品なので、失敗したくないのはもちろん、できる限りお得に購入したいものです。
また、新車は値引きが当たり前の世界。
- 「どうやって値引き交渉をしたら良いのか分からない」
- 「どのくらい値引きしてもらえるのか知りたい」
など、さまざまな悩みを抱えている方も多いことでしょう。
そこで今回は、あなたが満足する値引きを引き出すためのポイントやコツ、お得に新車を購入するための情報を紹介していきます。
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- 新車とほぼ同等のプリウスがほしい
- ディーラーの試乗車落ち、ほぼ走っていない車がほしい
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新車値引きを引き出す6つのポイント
新車を可能な限りお得に購入したいのであれば、しっかりとポイントを抑えた商談をすることが大切。
ディーラー営業マンも商売である以上、値引き額が小さくしたいと思っています。それは営業成績に関係しているから。
つまりやみくもに交渉しては、いい値引きを引き出すことができません。
そこで、まずはより多く値引きを引き出すために必要な、6つのポイントを紹介します。
- 値引きは遠慮せずに交渉する
- 同ジャンルで複数のディーラーを比較する
- 3つの要素に分けて交渉する
- 新型車の発売日が決まっている車種を狙う
- 決算月や月末の少し前を狙う
- 横柄な態度はとらず、時間に余裕を持って交渉する
それでは、上記6つのポイントについて詳しく解説していきましょう。
ポイント1.値引きは遠慮せずに交渉する
まず、基本中の基本ですが、より大きな値引きをあなたが求めていることに関して、素直に伝えることが大切です。
ただ、日本人的な感覚として、そもそも値引き交渉をすること自体に、ためらいを持っている方も少なくないかもしれません。
ですが、新車は値引きをして販売するのが当たり前という感覚は、ディーラー側も心得ているもの。
もちろん、中には値引き販売を行わないということを、公言しているディーラーもあります。
その代表格と言えるのが、国産プレミアムカーメーカーのレクサスです。
しかし、レクサスでは、車両本体価格からの直接的な値引きを行わない代わりに、オプション品のオマケや下取り査定額の増額などを行っているのが現実。
つまり、実質的には値引き販売を行っているのと大差なく、値引きのできない車種はほとんど無いと言っても良いのです。
とは言え、明らかに無理な値引きを求めてはいけませんが、しっかりと納得のいく値引きをしてほしいということは、キチンと伝えるようにしましょう。
ポイント2.同ジャンルで複数のディーラーを比較する
一昔前に比べると効果が無いと言われていますが、同ジャンルの車種を競合のディーラーで比較するのも有効な方法。
例えば、あなたの本命がミニバンのノアである場合
- 日産のセレナの見積もりを取る
- ホンダのステップワゴンの見積もりを取る
ということを行います。
ディーラーの仕事は、自メーカーの新車を多く販売し、そのメーカーのシェアを拡大すること。
他メーカーと比較されることは大きなインパクトになります。
また、同メーカーの複数ディーラーで見積もりを取ることも、値引きやサービスを引き出すために有効な方法。
例えば、東京都でホンダ車を購入する場合をご紹介すると、東京都には「Honda Cars 東京」と「Honda Cars 東京中央」など、わずかに名称が異なるディーラーが存在します。
これは、同じホンダディーラーであっても、運営している会社が別です。
同じホンダ同士、顧客を食い合うのは好ましくないとは言え、やはり自社の販売台数を確保したいもの。
つまり、同じホンダ車を購入する場合であっても、ディーラー同士を競合させることができ、より大きな値引きを引き出せる可能性を高くすることができるのです。
ポイント3.3つの要素に分けて交渉する
新車購入時の値引き額を判断する場合、どの項目が値引きされ、または、サービスされているのか個別に判断することが大切。
そこで値引きを、「本体値引き」「諸費用値引き」「下取り額UP」という3つの要素に分けて考えるようにしましょう。
大方の場合、“○○円値引きしてもらった”もしくは、“購入時に○○や△△をサービスしてもらった”など、トータルの値引きやサービスで捉えがち。
しかし、それぞれの要素は、費用そのものの性質も違えば、値引きやサービスができる範囲や金額も大きく違います。
そのため、何もわからない状態では、本当の限界値引きを引き出せたかどうか判断することができません。
複数の見積もりで比較する際には、「本体値引き」「諸費用値引き」「下取り額UP」それぞれで、どのくらいずつサービスしてもらったのかを比較するようにしましょう。
ポイント4.新型車の発売日が決まっている車種を狙う
最新モデルへのこだわりがないという方は、旧モデルの在庫を狙うというのもオススメの方法。
通常メーカーから新型車の発表があったあと、発売日が決定すると、その発売日の1か月~数か月前から旧モデルの製造が中止されます。
製造中止後に購入できる旧モデルは、そのディーラーの在庫車のみということになるのですが、旧モデルよりも最新モデルを購入したいという方が圧倒的に多いもの。
そのため、最新モデルの発売直前直後では、旧モデルがディーラーの在庫として残っている場合があります。
ディーラーとしては、当然、旧モデルの在庫をそのままにしておくと、不良在庫として損失になってしまうため、なんとか販売してしまいたいというのが本音。
そこで、あえて最新モデルではなく旧モデルを選び、“在庫処分”という形で購入すると、通常以上の値引きを引き出すことが可能です。
ポイント5.決算月や月末の少し前を狙う
当然と言えば当然ですが、決算期や月末前には、より大きな値引きを引き出せる可能性が高くなります。
メーカーから新車を仕入れているディーラーには、自社の販売目標に加え、メーカーと約束した目標の販売台数があり、新車を売っている小売業としては当然。
各ディーラーは、その目標をクリアするため日々の努力や工夫に加え、決算月や月末には、通常以上の値引きを認める傾向があるのです。
とは言っても、車の契約や納車には数週間程度の時間がかかるため、決算月や月末になってからでは、目標達成のタイミングに間に合わないかもしれません。
そこで、値引きを引き出せる確率を高めるためには、決算月や月末の少し前に店舗を訪れ、じっくり商談することが大切なポイントとなります。
ポイント6.横柄な態度はとらず、時間に余裕を持って交渉する
納得のいくサービスや値引きを望むのであれば、大人として落ち着いてしっかりとした“交渉”を行うことを忘れてはいけません。
いくら、こちらが“お客様”であるとは言え、営業マンも人間。
到底無理な値引きを強要したり、無理難題を押し付けたりせず、相手の立場に立って交渉することを忘れてはいけません。
そのためには、あなた自身も焦ってしまうことが無いよう、時間に余裕を持ち、営業マンと信頼を築くことが非常に重要なポイントになります。
新車の値引きの限界はいくらなの?
新車購入時の総支払額には、先述した諸費用に加え、店舗維持費(光熱費)や人件費といったディーラー側のコストが含まれています。
そのため、やはり新車の値引き額には限界があるのです。
効率良く確実に値引きを引き出すためには、ただ闇雲に交渉するのではなく、大体の値引き相場を把握し、営業マンと駆け引きをするようにしましょう。
値引き相場は車両価格の10%前後
先に結論から申し上げると、値引き額の相場は、車両本体価格の10%前後となります。
もちろん、軽自動車なのか高級車なのか、はたまた、国産車か輸入車かなど、車種によって多少の違いはありますが、ざっくり10%と思って間違いありません。
そこで、下記からは、その根拠となる証拠をご紹介していきたいと思います。
値引き相場を知るオススメサイト
「値引き相場なんてどう調べるのか?」と、疑問に思う方もいらっしゃると思いますが、中古車情報サイトで有名な「グー」には、新車の値引き相場を調べるコンテンツが用意されています。
そこで今回は、人気車種である、「トヨタ プリウス」「日産 セレナ」「ホンダ N-BOX」3車種の値引き相場を見ていきましょう。
トヨタ プリウスの新車値引き相場
※出典:グー新車「トヨタ プリウスの新車値引き相場情報」より
ハイブリッドカーの代名詞、トヨタ プリウスの値引き額の平均は22.9万円で、値引き率は9.09%となっています。
注目していただきたいのは、2018年11月と2018年12月の差です。
ここに何があったのかと言えば、やや不評だった外観のデザインが大きく変わったマイナーチェンジ。
グラフの推移を見ればお分かりいただけると思いますが、前期型の末期には30万円近い大幅な値引きを行うことで在庫車が残らないようにしているのは明らかです。
そして、マイナーチェンジ後のモデルは、一時期4か月になるほど人気があったこともあり、値引き額は一気に下がってしまうことが分かります。
【2018年12月17日新型プリウス マイナーチェンジ】エクステリアデザインを大幅変更して新発売
日産 セレナの新車値引き相場
※出典:グー新車「日産 セレナの新車値引き相場情報」より
今では、日本のファミリーカーとして定着したミニバンの中でも、常にトップ争いを繰り広げ、日産の柱と言っても良い存在がセレナ。
上記を見ると、2019年7月の平均値引き額は、なんと、37.2万円で値引き率は15.24%。
グラフを見る限り、この高い値引率は2019年の4月から始まっていますが、その理由は、2019年8月にマイナーチェンジ、2021年にフルモデルチェンジを控えているからにほかなりません。
2021年 新型セレナ フルモデルチェンジ予定!搭載エンジン・装備・価格は?
上記でも申し上げたように、まさに今ディーラーでは、在庫処分の真っ最中。
選べる色やグレードは限られますが、最新モデル発売直後であっても、値引き額の大きな旧モデルを購入することができるかもしれません。
ホンダ N-BOXの新車値引き相場
※出典:グー新車「ホンダ N-BOXの新車値引き相場情報」より
現在人気の軽自動車の中でも、特に人気となっているN-BOX。
軽自動車としては少々割高な価格設定で在りながら、コンパクトカーの代替え車種として購入を検討している方も多いことでしょう。
そんなN-BOXの直近値引き情報を見てみると、平均値引き価格が18.7万円で値引き率が13.50%。
グラフの推移で特徴的なのは、2019年6月から値引き額が大きくなっている点ですが、その要因は、兄弟車であるN-WGNがフルモデルチェンジを受けたからです。
【2019年夏 新型N-WGN フルモデルチェンジ 最新情報】搭載エンジン・安全装備・価格は?
スーパーハイトワゴンであるN-BOXと、ハイトワゴンのN-WGNでは、一見ジャンルが違うように見えます。
しかし、実際に購入を検討しているユーザーの多くは、N-BOX SLASHやN-ONEも含めた“Nシリーズ”で迷う傾向があるとのこと。
そのため、N-WGNのフルモデルチェンジが、N-BOXの値引き額に大きく影響していることは明らかです。
このように、新車の値引き額は、おおよそ10%程度であり、モデルチェンジなどのタイミングに合わせることで、さらに大きな値引きを期待することができます。
しかし、時期などに関係なく、もっと確実にお得な新車を購入したいという方は、下記よりお話する「登録済み未使用車」を視野に入れると良いでしょう。
もっとお得に新車を購入したいなら未使用車も視野に入れる
新車を少しでも安く、お得に購入したいという場合は、登録済み未使用車という選択肢もあります。
登録済み未使用車は、ユーザーに販売されていない状態で、登録だけされてナンバープレートが付いた中古車のこと
便宜上、一度ナンバープレートが付いてしまうと中古車ということになってしまいますが、全く使用されていないため、新車との差はまったくありません。
しかし、便宜上中古車であるため、新車よりお買い得な価格で購入することができ、新車と同等にほぼ満期のメーカー保証が付帯します。
さらに、すでにナンバープレートが付き、公道を走れる状態で販売されているため、納車までの時間がかなり短いというメリットもあるのです。
もちろん、好みの色やグレードが、登録済み未使用車として必ず販売されているという保障はありません。
ですが、反対に好みや希望にあった登録済み未使用車を見つけることができれば、通常の新車よりもお得に購入でき、多くのメリットが期待できます。
では、そんなメリットいっぱいの登録済み未使用車は、どのように探せば良いのか?
次の章では、登録済み未使用車の探し方について詳しくご紹介していきましょう。
新車購入の商談で未使用車が無いか尋ねる
先程もお話したように、登録済み未使用車はディーラーから中古車市場へと流れます。
そのため、ディーラーとの新車商談の際に、営業マンにダメ元で相談してみると良いでしょう。
もちろん、結論を急がず、大人同士の交渉ができていることが前提となりますが、新車だけでなく、登録済み未使用車も視野に入れていることを伝えておきます。
すると、あなたの力になりたいと思っている営業マンなら、現在在庫となり、中古車市場に流れる前の登録済み未使用車を教えてもらえるかもしれません。
また、少し走っている車でいいなら、試乗車落ちの車が無いのか尋ねてみるのも手。
ディーラーは販売台数を稼ぐために、必ず自社で車を買い取り、試乗車として使っています。
自社で車を買い取るのは、定期的に行っているため、試乗車を入れ替えをします。
タイミングが良ければ、試乗車落ちの車を手に入れることも可能。ディーラーでしっかり整備されているので、安心です。
中古車情報サイトで効率的に未使用車を探す
ディーラーに直接確認するだけでなく、カーセンサーをはじめとした中古車情報サイトでも、登録済み未使用車を探すことができます。
また、中古車情報サイトなら、全国の中古車情報を見ることができるため、効率的に登録済み未使用車を探すことが可能です。
そこで、ここからは例として、カーセンサーで登録済み未使用車を探す方法をご紹介していきます。
まず、トップ画面からメーカーやジャンルなど、あなたの好みに合った探し方で、車種を限定します。
今回は例として、スズキワゴンRをPC画面で探してみましょう。SPでも同じように探すことができます。
カーセンサーTOPページより、メーカー車名を選択するをクリックします。
するとワゴンRのページが開きますので、「▼もっと詳細な条件を追加する」というタブをクリック。
すると、さらに細かな検索条件を指定できる画面が現れますので、「登録(届出)済未使用車」にチェックを入れ、下部の「検索するボタン」をクリックします。
全国にある登録済み未使用車を抽出することができました。
さらに、ここから地域や色なども絞ることができるため、効率的に登録済み未使用車を検索することができます。
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例えば、下記みたいな一見無茶な相談もOK。
- 新車とほぼ同等のプリウスがほしい
- ディーラーの試乗車落ち、ほぼ走っていない車がほしい
- 5,000km以内で100万以内のタントがほしい
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まとめ
記事の冒頭でお話したように、新車は値引きされることが前提で販売されています。
ですが、ディーラー側にしてみれば、値引きをしない方が利益は多くなるため、限界に近い大きな値引き額を引き出すことはそう簡単ではありません。
そこで、
- 値引きは遠慮せずに交渉する
- 同ジャンルで複数のディーラーを比較する
- 3つの要素に分けて交渉する
- 新型車の発売日が決まっている車種を狙う
- 決算期末や月末の少し前を狙う
- 横柄な態度はとらず、時間に余裕を持って交渉する
という6つのポイントを抑えつつ、まずは車両本体価格の10%を目標に、営業マンとシッカリ交渉しましょう。
そして、営業マンと信頼関係が築けていれば、登録済み未使用車を紹介してもらえる可能性も含め、お得に新車を購入することができるのです。