ロールバーのメリット&デメリット
万物にはメリットとデメリットがあります。
ロールバーを取り付けた時にだってそいつらはやってきます。
メリット
・カッコいい(結構重要)
・剛性が上がる
・クラッシュした時に乗員を守ってくれる(一番重要)
デメリット
・重量が増える(15~30kgほど)
・車内が狭くなる
・乗り降りしずらい(腰痛の時は最悪)
スポーツ走行をするのであれば、デメリットは特に気にならないかと思います。
ドレスアップ目的だけならアルミ製のロールバーでOKです。
余談ですが筆者は、車内が狭くなる事によって、気になるあの子を乗せた時に距離が近くなるのでは?と言う下心満々の妄想メリットを抱いてました。
ロールバーの取り付け工賃は?
ここからは、これを読んでるあなたのお財布と価格との戦いになります。
よく吟味しましょう。
当然ですが、車のサイズによってロールバーの長さと絵面も変わりますし、値段も変わります。
簡単な相場ではありますが、
4点式は4万円、5点式は5万円、6点式は6.5万円、大きく飛んで15点式は14.8万円
となっています。
上記にプラス工賃が発生しますので、15~30万円は必要かと思われます。
工賃を浮かせるため、または単にDIYが好きだからと言って初心者が取り付けるのはやめておきましょう。
溶接は失敗すると穴が開いたり、ボルトオン(ほとんどやってる人は居ませんが)だとがたつきが発生しやすくなったりと危険がいっぱいです。
ちゃんとショップにお願いして取り付けてもらいましょう。
おっと!車検の事もお忘れなく!
ちなみに、ロールバーを車検に通すには2つ条件がありあます。
別に大して難し事ではないのですが、1つはロールバーにクッション材を取り付ける事です。
車内にパイプがむき出し状態で張り巡らされている状態では安全性に欠けてしまうからです。
2つ目は、乗車定員を守れているかです。
後部座席を外さないと装着できないタイプのロールバーの場合は、乗車定員の変更(構造変更)が必要となります。
5名定員、後部座席有の状態で上記の様なロールバーを着けてしまうと、車検に通りません。
車検の時だけ後部座席着けて、車検終わったら外そう!・・・なんて考えちゃダメですよ?
ポルシェには純正で装着されているモデルも!
早いクルマといえばポルシェは有名ですよね!
そんなポルシェのランナップにある911GT3というモデルは純正状態で本来はあるべき後部座席にロールバーが装着されています。
お値段は約2500万円と、とても購入はできませんがやはりスーパーカーは違いますね!!
いかがでしたか?
「ロールバーつけて剛性アップ!?取り付け工賃と効果やメリット・デメリットは?」は参考になりましたでしょうか?
ロールバーと一言に言っても種類はたくさんありますし、値段も決して安くはありません。
安全にスポーツ走行をしたいのであれば必須装備ですね。
ここまで読まれて「やめておこう」と思った人もいれば、「明日にでも取り付けたい!」と思った人もいるのではないでしょうか。
街乗りもしくはドレスアップ目的であればアルミ素材の4点式、スポーツ走行であればクロモリ素材の6~8点式がおすすめです。
以上、カッコいいだけじゃない、ちゃんと命も守ってくれるロールバーの記事でした。
ご覧頂きありがとうございました。