そもそも車用コンパウンドってなに?
車用コンパウンドとはどのようなものなのか。
簡単に説明すると、ボディを磨いて表面をピカピカに仕上げる研磨剤です。
コンパウンドの種類は色々あり、初心者でも扱いやすいものから、玄人向けの使いづらいものもあります。
仕組みとしては、細かいキズの周りを磨いてキズを均等にし、ボカシて目立たなくするというもので、コンパウンドの種類と施工方法がうまければ、鏡面仕上げにまで持っていって、自分の姿を鏡の様に見れるレベルまで仕上げる事もできます。
大きくて深いキズを消す事はできませんが、車の細かいキズだったらコンパウンドで簡単に消す事が可能ですよ!
どんな種類があるのか、使い方は?
車の表面を磨いた事がある玄人向けの物から、全くやった事のない初心者向けの物まで種類は豊富です。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、ボディの磨きは洗車をしてホコリやゴミを落としてからが鉄則ですよ。
・コンパウンド入りワックス
コンパウンドのみの物ではありませんが、ワックスがけと同時に細かいキズを消してくれる、まさに一石二鳥の代物です。
ワックスがけをしたことがある人なら、特に扱いやすいかと思います。
使い方はとっても簡単で、スポンジに薄く塗りつけてワックスと同じようにボディに薄く塗り、乾いたらタオルで拭きとるだけです。
ポイントとして、タオルのきれいな面で拭きとる事ですので、汚れた面で拭くと、せっかくキレイになった部分を傷つけてしまう事になります。
仕上がりのクオリティは普通、扱いやすさは抜群で、ワックスのボディ表面保護効果もあります。
ボディの色によってもタイプが分かれていて、黒・白・オールカラー対応の物があります。
おすすめは、リンレイのコンパウンドWAX。
価格も1500円ぐらいなので、お求めやすいかと思います。
・液体コンパウンド
コンパウンド入りワックスと違って、仕上がりのツヤが格段に上がります。
ボディ表面の保護では、別途ワックスがけをする必要があります。
コンパウンド粒子の細かさが段階分けされていて、粗目(キズ消し)→中目(仕上げ)→細目(鏡面仕上げ)が定番となっています。
仕上がりのクオリティはとてもキレイ、慣れるまでは少し扱いにくく、ワックスの様なボディ表面保護効果はありません。
使い方は少しコツがいりますが、慣れてしまえば誰にでも出来るので心配無用です。
ポイントとしては、スポンジに少量の液体コンパウンドを付けて、直線なりにキズに対してこすり磨く事です。
円をかくようにこすると余計な部分までコンパウンドが付いてしまう事になるので、極力傷の部分だけを磨くようにしましょう。
おススメの液体コンパウンドは、SOFT99の「液体コンパウンド トライアルセット」です。
通常、コンパウンド目の粗さ別でばら売りされている事が多いのですが、キズ消しから鏡面仕上げまでの3種類がそろっているので比較的安上がりで済みます。
パッケージには使い方も分かりやすく書いてあるので、初めての人でも安心して磨く事が出来る様になっています。