■慣らし運転のやり方や走行距離の目安
最後に、慣らし運転のやり方や走行距離の目安などをご紹介していきます。
まず注意点として、急制御、急発進、急加速などはしないようにしましょう。
●新車~走行距離500km程度
エンジンの回転数を2500回転におさえて走行するようにしましょう。アクセルをゆっくりと踏んで少しずつ回転を上げていきます。
●500~1,000km程度
エンジンの回転数を3500回転まで上げていきます。走行距離が1,000kmに達したらエンジンオイルとオイルフィルターの交換をしましょう。
●1,000km~1,500km程度
高速道路などに乗ったときに、周囲に車がいないことを確認して4500回転ぐらいまで回しましょう。
●タコメーターがない車は?
タコメーターがない車は、以下の点に注意しましょう。
- 高速道路走行時は80km/h程度におさえて走行
- 山道はなるべく避けて走る
- 山道を上がる場合は30km/hまでおさえて走行
- 山道の下りはエンジンブレーキを極力使わない
- 回転数が上がるようなシフトダウンはしない
- おだやかなアクセルワークを心がける
■まとめ
「新車の「慣らし運転」は必要?やり方と目安の走行距離とは?」いかがだったでしょうか。
今回は、新車の慣らし運転が本当に必要なのかということや、やり方や目安になる走行距離などをご紹介するとともに、慣らし運転の理解が深まるような内容をお伝えしました。
慣らし運転にはさまざまな意見がありますが、共通していえることは新車のうちは「急」がつくような運転を避けることです。穏やかなを心がけて、ぜひ愛車を長持ちさせてください。