V8・V10・V12気筒数が違うと音が変わるのなんで?メリット・デメリットは?

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■多気筒エンジンはスポーツカーや高級車に多い

V8・V10・V12といった多気筒エンジンは、高級スポーツカーや高級セダンに多いといわれています。

V12エンジンを搭載した高級スポーツカーの代表といえば、

  • フェラーリ・F12ベルリネッタ
  • アストンマーティン・V12ヴァンテージS
  • ランボルギーニ アヴェンタドール

などがあります。フェラーリの甲高い排気音は「まるで管楽器のようだ」といわれ、多くの人を魅了しています。

そして、最も魅力的なサウンドのスーパーカーはアストンマーティンのV12であるといわれています。

 

高級セダンであれば、

  • メルセデスベンツ・Sクラス
  • トヨタ・センチュリー

などがあります。センチュリーに関しては、日本メーカーで唯一のV12エンジンを搭載した高級車となっています。

(余談ですが、センチュリーは2017年2月にフルモデルチェンジのため生産中止となってしまい、次世代モデルはV8のハイブリッドエンジンとなる予定です。)

このように、多気筒エンジンは高級スポーツカーや高級セダンなどに搭載されています。

■気筒数が違うと音が変わる理由

結論からいうと、多気筒エンジンになるほど高回転で回るときに甲高い排気音となります。

理由としては、実際に排気音の音程が高いからです。
音は空気の振動により伝わるのですが、その振動の数が多いほど高い音となります。糸を2点に貼りつけたとき、たるんだ状態の糸を手ではじくと低い音になりますが、張った状態で糸をはじくと高い音になります。これは振動の数が多いからであるといえます。

つまり、排気音の振動数というのはエンジンの燃焼回数になるので、同じ回転数であれば気筒数が多い方が空気を振動させることになり、高い音になります。

V12エンジン音

V10エンジン音

V8エンジン音

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