5ナンバー、3ナンバーだと税金が違う?排気量とボディサイズで変わる?

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5ナンバーと3ナンバーでは税金が違う?

まず、3ナンバーと聞くと少し豪華なイメージがあります。

ひと昔前であれば、3ナンバーというと高級車というイメージが定着していて、ステータス性が高く高嶺の花のような存在であったようです。

しかし、最近では3ナンバーの車が増えているため、豪華というイメージは薄まっているようですが、それでも3ナンバーの車と聞くと少し「いい車」と思われる方は多いのではないでしょうか。

そんな3ナンバーと5ナンバーですが、税金に違いはあるのでしょうか?

5ナンバーと3ナンバー、税金は同じ

結論からいうと、5ナンバーでも3ナンバーでも税金は同じです。

自動車の税金は、ナンバープレートによる種類で分けられているのではなく、排気量によって支払う額が決められているのです。

つまり、5ナンバーでも排気量が大きくなれば税金は高くなりますし、3ナンバーでも排気量が小さければ税金は安くなるということになります。

自動車に関する税金は全部で3種類

因みに、自動車に関する税金というのは全部で3種類あり、それぞれの特徴は以下のようになっています。

  • 自動車税

毎年4月になると納付書が届く税金です。
こちらが排気量によって決められている税金になります。
金額については後述しますので、そちらを参考にしてください。

  • 自動車重量税

新車購入時と車検のときに支払う税金です。
車重によって支払う金額が決められています(車重0.5tあたり年間4,100円)
支払うタイミングは、新車購入時と車検時で、新車購入時には次の車検までの3年間分をまとめて、車検時には同じく次の車検時までの2年間分をまとめて支払います。
余談ですが、自動車税と重量税に関しては二重課税だとの声も挙がっています。

  • 自動車取得税

自動車の購入時に課せられる税金で、中古車でも支払う必要があります。取得価格に応じて課税額が変わります。
こちらに関しても消費税と同時に支払うので、やはり二重課税との声もあります。

▼自動車税の一覧

総排気量 ナンバー 課税額

  • 660cc 軽自動車(黄色のナンバープレート) 7,200円/
    10,800円 ※
  • ~1,000cc 5ナンバー :29,500円
  • 1,001cc~1,500cc 5ナンバー: 34,500円
  • 1,501cc~2,000cc 5ナンバー/3ナンバー: 39,500円
  • 2,001cc~2,500cc 3ナンバー: 45,000円
  • 2,501cc~3,000cc 3ナンバー: 5,1000円
  • 3,001cc~3,500cc 3ナンバー :5,8000円
  • 3,501cc~4,000cc 3ナンバー: 66,500円
  • 4,001cc~4,500cc 3ナンバー: 76,500円
  • 4,501cc~6,000cc 3ナンバー: 88,000円
  • 6,000cc~ 3ナンバー :111,000円
    ※軽自動車は平成27年4月1日以降に新規取得の場合、10,800円となります。

自動車税は13年(ディーゼル車は11年)を経過すると、こちらの価格の約15%が増税となります。

 

▼自動車重量税の一覧(2年間)

車両重量 エコカー 13年未満 13年経過 18年経過

  • ~0.5t :5,000円・ 8,200円・ 11,400円・ 12,600円
  • ~1.0t :10,000円 ・16,400円・ 22,800円・ 25,200円
  • ~1.5t: 15,000円・ 24,600円 ・34,200円・ 37,800円
  • ~2.0t :20,000円 ・32,800円 ・45,600円・ 50,400円
  • ~2.5t :25,000円・ 41,000円・ 57,000円 ・63,000円
  • ~3.0t: 30,000円 ・49,200円・ 68,400円・ 75,600円

自動車重量税・自動車税は、平成27年5月以降に法が改正され、制度が変更になっています。

環境性能に優れた車に対してはエコカー減税などが適用されるようになりましたが、逆に年式の古い環境負担の大きな車に対しては増税となりました。

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