最近の車は暖機運転の意味がない!?メリットやデメリットは?

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暖機運転の意味とは?

暖機運転の意味は、エンジンが冷えている状態で始動して暫くの間アイドリング状態で負荷をかけないで、エンジンを温めることになっています。

オイルを隅々まで循環させてエンジンにダメージがいかないようにする行為を示します♪

昔の車に採用されていたキャブレターは冷えているとガソリン噴射が思うようにできずパワーが出ませんでした。

またエンジンオイルも今ほど高品質ではなく固かったのも原因でしたので、冷えてる時に車を動かすと負担がかかってしまうのです。

 

これだけみると暖機運転って必要じゃんって思われた方いるかと思います。

しかし最近の車では必要ないって意見がありますので、その意味をわかりやすくお伝えしていきます♪

最近の車で意味がない理由は?

現在販売されている車のほとんどはインジェクションと呼ばれる電子制御の燃料噴射を行っています。

そのため冷えてる状態でも最適な制御ができるため、キャブレター式のようにパワーが出ないってことが無いのです。

 

またエンジンオイルも柔らかいものを使用しており、オイルが温まらなくてもエンジン各所にいきわたりやすくなっています♪

電子制御によって常にエンジンにとって最適な状態を管理してくれるので、昔のようにしっかり暖機運転は必要ないのです。

暖機運転のメリットって?

じゃあ暖機運転は必要ないか?って言われるとそうでもありません。

最近お車では意味がなくなりつつありますが、走るのに支障がないのであってエンジンは温まった方が本来の性能発揮しやすいことには変わりありません。

ようは暖機運転しなくても故障はしませんってことなのですが、現在でもすることによるメリットを紹介します!

  • エンジン保護につながる

電子制御やエンジンオイルの高性能化によって昔ほど気を使わなくてよくなりましたが、やはりエンジンオイルが温まってから発進するとエンジンには優しい事には変わらないです。

始動してからいきなりアクセルを踏むとオイルが行き渡っていないので、エンジンを傷つける恐れがあります。

  • シール類の保護

エンジンにはオイルが漏れないようにシールが挟まれています。

そのシール類はオイルが冷えてる状態ですと傷める可能性があります・・・

暖機運転のデメリットって?

最近の車ではメリットよりもデメリットの方が多く存在しています。

  • ガソリン消費や環境に悪い

アイドリング中は当然ガソリンを消費している状態ですので、時間が長ければ長いほどガソリン消費量は増えていきます。

排気量によりますが10分間で約130ml消費されるらしいので、100回この時間分を暖機運転したら13Lものガソリンが消費されてしまします・・・

また無駄なアイドリングは地球環境にも悪く、各都道府県の条例でアイドリング禁止されている場所もあります。

  • カーボンが蓄積されやすい

エンジンに負荷がかからないアイドリングを長時間続けるとカーボンやスラッジが蓄積されていき、ダメージを蓄積していってしまいます。

カーボンやスラッジが溜まるとエンジンは満足に性能を発揮できなくなります・・・

  • 駆動系が摩耗する

クランクシャフト・カムシャフト・ベアリングなどに負担がかかる恐れがあります。

  • 騒音問題も!

閑静な住宅街で何分もアイドリングされていたら気になりませんか?

昼などでは良いですが早朝・深夜などだったら結構エンジン音が響いてしまします。

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