ETC2.0とは?
簡単に言うと、従来型のETCに様々な便利機能が追加された高性能ETC。
ただ通過するだけの従来型ETCだってもちろん便利でしたが、危険回避情報や料金割引、民間サービスでの利用も可能となります。
ちなみに、上記した従来型の廃止ですが、今まで使っていたETCカードはそのまま使えるようなのでご安心を。
カードの契約のし直し等はしなくて済むそうです。
さて、マルチユースが可能となったETC2.0ですが、一体どんな機能が付加されているのでしょうか?
道路状況を教えてくれる
今までのETCの場合、200kmぐらいの範囲で道路状況をナビに反映し、ドライバーに教えてくれていました。
しかし、ETC2.0の場合はそれの約5倍、1000km範囲での道路状況を教えてくれるんです!
もっと先の状況を把握することによって、
- 適切なルート確保や進路変更
- 天候による路面状況の把握
が可能となり、よりスムーズ・安全に走行することが出来ます。
無論、スムーズに運転するコツも必要になってきますが。
(当ブログでは、高速道路での運転テクニックに関する記事もありますので、よろしければご閲覧下さい)
長距離を走る際にはとても心強いですね。
高速料金の割引
これは、国がETC2.0搭載車を対象に高速道路通行料金を割引してくれる、遠出が大好きな人にとって嬉しいサービスとなっています。
運送会社のトラックの運ちゃん、バンドマンの追っかけさん、旅行マニアの方々の財布にも余裕が出来ますね♪
今は主要都市の一部でしか適用例がありませんが、次第に全国に広まる予定だそうです。
高速道路はお金がかかるから・・・、なんて概念をぶち壊しす事になります!
おサイフケータイみたいな機能!?
もうここまでくると、星野源さんみたいなマルチタレントばりのスペックではないですか?
高速道路以外でも有効な機能で、
- ガソリンスタンド
- ファストフードなどでのドライブスルー
- 街中のコインパーキング
などなど、車に乗ったままお財布を出さずに会計することが可能です。
しかし、この機能に関してはまだ「予定段階」なので、今後すぐに使えると言う訳ではないみたいです。
ETC2.0が当たり前の世の中になれば、これもまた当たり前になってくると予想できます。
この他にも・・・
これもまた予定情報でしかないのですが、インターネット接続サービスや観光サービスなども充実していくらしいです。
一部情報によると、災害時(主に地震発生時)にハザードランプの点灯や後方の確認、左寄せ徐行などをアラームで促してくれる機能も登場するとのことです
あと、機能ではないのですが、「ETCゲートが撤去される」事も検討されているとか。
いちいちビクついて速度を落としすぎてゲート通過・・・なんて事も無くなる日が来るかも!