やっぱりターボの車って燃費悪いの?
結論から申し上げますと、ダウンサイジングターボ搭載車であれば悪くありません。
参考例にしますと、人気クロスオーバーSUV「C-HR」にもターボエンジンがラインアップされています。
- 1.2L直列4気筒ターボエンジン
- 最高出力:85kW[116PS] / 5,200・5,600rpm
- 最大トルク:185N・m[18.9kgf.m] / 1,500・4,000rpm
- CVT
- AWD
ターボを搭載しながら、JC08燃費は16.4km/lをマークしています。
また高級ブランド「レクサス」でもダウンサイジングターボ搭載の流れがあります。
ISはマイナーチェンジ前は2.5L V6エンジンを搭載していましたが、現在では2.0Lターボエンジンに置き換わっている。
両エンジンのスペックを比較すると
- 2リッター直4 DOHC 16バルブターボ
- 最高出力:245ps/5800rpm
- 最大トルク:35.7kgm(350Nm)/1650-4400rpm
- JC08燃費:13.2km
マイナーチェンジ前のエンジンは以下になる。
- 2.5L V型6気筒
- 最高出力:215ps/6,400rpm
- 最大トルク:26.5kgm/3,800rpm
- JC08燃費:11.6km
まず馬力がターボエンジンの方が+30PS・最大トルク8.7kgm向上しつつ、JC08燃費は1.6km/lアップしている。
このようにパワーをアップさせつつ排気量を下げることで燃費性能も向上させているのがわかったと思います♪
現在は世界的にもダウンサイジングターボ搭載で動力性能・環境性能の両立を図っている。
ハイパワーモデルもダウンサイジングターボを採用している!
メルセデスベンツのAMGも排気量ダウン!
上記の画像は先代C63AMGになります!搭載されるエンジンは
- 6.2L V型8気筒
- 最高出力:457ps
- 最大トルク:61.2kgm
- JC08燃費 7.1km/L
かなり強烈なスペック・排気量・燃費になっています。
これがフルモデルチェンジによって
- 4.0リッターV型8気筒ツインターボ
- 最高出力:510ps
- 最大トルク:71.3kgm
- JC08燃費9.5km
このようにハイパフォーマンスモデルでもパワーと環境性能を同時に向上させています。
このようにターボだから燃費が悪いって時代ではなくなりました!