■ガソリンを腐らせないための対策方法
先述のとおり、ガソリンの寿命は保存方法によって大きく変わります。それには、以下のような点に注意する必要があります。
- 対策法①:給油キャップをきちんと閉めること
ガソリンタンク内の酸化や水分の混入を防ぐためガソリンキャップがきちんと閉まっていることを確認して、しっかりと密封することです。
- 対策法②:燃料劣化防止剤を使う
長期間放置することになるという場合は、燃料劣化防止剤を使いましょう。
できればガソリンが入った状態を放置しない方が良いのですが、これによってガソリンの寿命を1~2年ほど劣化しにくい状態にすることができるので、事前にわかっている場合は燃料劣化防止剤を使用すると効果的です。
- 対策法③:定期的な運転・給油
半年が経ってしまう前に、車に乗りましょう。
車に乗ってガソリンを消費して、給油することで劣化を防ぐことができます。
また、車に乗らないことが多いという方は、逆算して給油するガソリンの量を調整することです。そのためにも、乗る機会が少ないという方は前回給油した日をメモしておくのも良いでしょう。
■腐ったガソリンの処理方法は?
腐ったガソリンは、自分で処理せずにガソリンスタンドや専門業者に任せましょう。
川や下水に流してしまうと環境汚染になってしまいますし、何より発火してしまう恐れがありリスクばかりとなります。
少量であれば台所用洗剤と混ぜて中和することで発火しにくくなるので、新聞紙にしみ込ませて燃えるゴミとして捨てる方法もあります。
しかし、少量であってもガソリンスタンドであれば引き取ってもらえるので、危険リスクを考えるとそちらの方が適当といえるでしょう。
■まとめ
「ガソリンって腐るのは本当?車へのダメージや対策方法は?」いかがだったでしょうか?
今回の記事では、ガソリンが腐るのかという疑問や車へのダメージや対策法といった内容をお伝えしました。
ガソリンタンク内のガソリンは入れ替えすることによって劣化を防いでいるので、車のコンディションのためにも定期的な走行を心がけましょう。
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