高圧洗浄機の使い方は?
子供の夏休みの様に、水鉄砲を友達に当てて遊ぶ感覚とは全く違いますので、よく読んでおいてください。
なお、メーカーによっては機器の接続方法が異なるので、細かい部分に関してはマニュアルを熟読した上で使用してください。
あくまで高圧洗浄機と言うもの自体の使い方の流れになります。
- 1、周りに濡れてはいけない物が無いかを確認。
自宅前で行う際は、お隣さんに水や汚れが飛ばないかも確認。(トラブルは事前回避しましょう)
養生(飛散防止のシートとか)までする必要はありませんが、状況によっては用意しましょう。 - 2、バケツに水を入れ、水を車全体にかけて大まかな汚れを落とす。
手洗い同様、ホコリなどの上でスポンジをこする状況を避けるのと原理は同じです。 - 3、各製品ごとのマニュアルに従い、蛇口・本体・ホース・ガンなどを接続。
接続後は蛇口を最大まで開ける。 - 4、ここでやっと、電源を入れてください。
ここまで電源を入れない理由は、誤作動防止の為です。 - 5、車体の上から下に向かって順番に洗浄。ここは手洗いと変わりません。汚れは上から下に落ちます。
お待ちかねの引き金を引く瞬間ですね! - 6、洗浄が終わった後は、蛇口を止めて本体とホース、ガンに残った水を抜きます。
そのあとに電源を切ってください。 - 7、片づけて終了!
汚れが落ちてるかどうかチェックしてみましょう。
と、長くなりましたが以上になります。
ちなみに、水垢や油汚れは高圧洗浄機だけでは落ちないので、汚れが残っていてもガッカリしないで下さい。
そうなったらシャンプーで落としてあげましょう。
ここで注意!
やり方が分かっただけで安心してはいけません。
貴方の愛車の状況や状態によっては注意が必要な事もあります。
- まず一つ目は、車の形式です。
通常のセダンやファミリーカーなどはそのまま洗浄していただいても構わないのですが、ハードトップやオープンカーは水漏れに注意しなくてはなりません。
ハードトップの場合は、窓枠が無い構造上、車内に水が入りやすくなってしまいます。
窓付近にはガンを向けないよう注意が必要です。
オープンカーの場合も同じで、幌や格納式のハードルーフのふちが密着するゴム部分の密着度があまり強くないので、幌のふちにガンを向けないよう注意が必要です。
- 二つ目は塗装の状態です。
メーカー純正色のまま、なおかつそこまで年数が経ってない場合はそこまで注意することはありません。
しかし、一度塗装をはがした後に色替えしたものや、経年劣化で色褪せてる場合は高圧洗浄機を使う事はおすすめしません。
どちらも新車の状態よりかは塗装が剥がれやすい状態になっているので、危険が大きいです。
また、全体的にキレイな状態でも、一部塗装が剥げているとそこから広がっていく可能性もあります。
汚れが落ちるからと言って乱用していいわけではありません。
やはり手洗いに勝るものは無し!なのか?
「車に高圧洗浄機!使い方と注意点・塗装は傷まない!?」いかがでしたか?
動画を見る限りでは危なそうでも、実際はそうでもありません。
しかし、油汚れや水垢が落ちないのは少し痛い。
最終的に手洗いになるのなら若干手間になるかもしれませんが、隙間汚れを落とすには最適かと思います。
車以外にも家の壁やタイル目などの掃除にも役に立つそうなので、用途の幅は広いですね!
ケルヒャーやリョービといったメーカーの物を買っておけば間違いはないかと思います。
手洗いでも高圧洗浄機洗いでも、愛車は大事にしましょう!