目的やタイプによって車検を出す場所を選ぶ
車検をどこに出すか迷っておられる方も多いと思います。
しかし、安いだけでは車の安全という意味では不安が残ります。そこで、人のタイプによって出すべき場所をおすすめさせていただきます。
●タイプ1:普段からメンテナンスを行っている方
普段から自分でメンテナンスを行っている上に車に詳しいという方は、ユーザー車検がおすすめです。
ユーザー車検を受ければ、費用は法定費用や部品の交換代金のみとなるので、大変リーズナブルです。
ただ、車に詳しくなくメンテナンスを十分行っていないという場合、ユーザー車検はおすすめできません。
●タイプ2:最低限のメンテナンスだけで十分な方
普段からある程度のメンテナンスを行っていて、ユーザー車検に行く時間がないという方には、量販店やガソリンスタンドなどの車検がおすすめです。
量販店やガソリンスタンドの車検は、細かい保全までは行えませんが、ある程度までは行ってもらうことが可能だからです。
ただし、こちらも車に詳しくなくメンテナンスが十分ではない場合、おすすめはできません。
また、ディーラーとは違って専用のテスターを持っていないことも多いといえます。
●タイプ3:車に詳しくなくメンテナンスを怠りがちな方
車に詳しくなく、普段はメンテナンスを行っていないという方にはディーラーでの車検がおすすめです。
愛車のことを最もよく理解しているのはやはりディーラーですし、何より整備面や点検面でも信頼度が違います。
ただ、料金が高くなる傾向にあるので敬遠している人が多いのも事実です。
■車検まとめ
「車検を受ける時期と出す場所は?ディーラーと量販店は作業内容が違うの?」はいかがだったでしょうか。
これまでのことをまとめると以下のようになります。
- 車検についての説明
- 車検を受ける時期
- 車検を受けられる場所や特徴、作業内容の違い
- タイプ別のおすすめ車検場所
これらを覚えておくと、自分がどういったタイプでどこに車検を出すのが良いのか判断できます。
車に乗る以上は整備を必ず行う必要があるので、費用の安さだけを見て車検場所を決めないようにしましょう。